Q
湿度とは?
A
「湿度(しつど)」は空気中の水分の割合を示した数値です。
湿度100%になると大気中の水蒸気量が飽和状態(水蒸気が空気中にそれ以上含まれない状態)となり結露がおこります。決してビシャビシャになるというわけではないのです。
Q
湿度によって体感温度が変わる?
A
湿度が高いと暖かく感じ、低いと涼しく感じます。
これを逆手にとって、夏は湿度を下げることで涼しく感じます。冬は湿度を上げることによって暖かみが感じられ、快適に過ごせるようになります。
ジメジメする梅雨どきは、除湿機を使って湿度を下げるだけでも快適に過ごせるようになります。
Q
冷房のおすすめ設定温度は?
A
環境省が推奨するエアコンの冷房設定は28℃とされています。28℃の設定は自宅では快適でもオフィスでは暑く感じる場合があります。扇風機等で空気を循環させるだけで冷蔵の効果はおおきく変わってきます。また、室外機を影の下に設置する、カーテンやすだれで直射日光が室内に入ってこないようにするだけでも体感温度は大きく変わります。近年は温暖化により熱帯夜を記録する日が増えてきています。28℃の設定では暑いと感じる場合もあります。自分の体調と相談しながら設定温度を調整しましょう。
Q
暖房のおすすめ設定温度は?
A
環境省が推奨するエアコンの暖房設定は20℃とされています。断熱シートや広い部屋の場合はエアコンと扇風機やサーキュレーター等の空気を循環させる空調を併用すると効率的に部屋を暖めることができます。
Q
電気代を安く省エネ設定は?
A
一番勘違いしやすいのがエアコンのオン・オフの多様。エアコンの電力を一番消費するのは設定温度にする力です。自動運転にすれば、その温度の振り幅を最小限に抑えることができるので、エアコンを下手に止めてOFFの時間を稼ぐよりも電気代が安くなると言われています。
Q
不快指数とは?
A
不快指数は気温と湿度をかけ合わせて求められる蒸し暑さの指数です。
不快指数の求め方はいくつかありますが、代表的な計算方法です。
0.81×気温+0.01×湿度×(0.99×気温-14.3)+46.3
不快指数 | 体感状況 |
85%以上 | 暑くて我慢できない |
80~85% | 暑さで額や脇から汗がでる |
75~80% | やや蒸し暑い |
70~75% | 少し暑い |
65~70% | 心地よい(ベストな温度・湿度) |
60~65% | 特に何も感じない |
55~60% | 少し肌寒い |
55%以下 | 寒くて震える |