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データ転送速度 MbpsとMB/sの違い

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データ転送速度の「Mbps」と「MB/s」の違いについてご紹介します。

MB/sとMbpsの違い

「MB/s(メガバイト/秒)」と「Mbps(メガビット/秒)」は1秒間にどれだけのデータを転送できるかというデータ伝送速度の単位であることにかわりありません。
違いはデータ量の単位が「B(バイト)」と「bit(ビット)」でことなる点です。

ビットはコンピューターが処理する最小の単位を示します。

転送速度の計算方法

バイトとの計算方法は以下の通りです。

1MB/s = 8Mbps

USBケーブルやUSBメモリ等で使われる表記単位はMbpsです。
一方でWindows上でファイルのコピーで表示される単位はMB/sとなります。
USB2.0の最大データ転送速度は480Mbpsです。
これはウインドウズ上では60MB/sが上限ということになります。
よくある勘違いで、CrystalDiskMarkでの性能計測やデータ転送時の表示が2桁しか出ないとありますが、製品の表記とそもそもで単位が違うという点を理解していないと、詐欺じゃないかと勘違いすることになりますので、覚えておくと便利です。

データ転送速度 = ファイルサイズ ✕ 8 ÷ 転送速度(Mbps)

実例: 1000MB ✕ 8 ÷ 100Mbps = 80秒(データ転送にかかる時間)

実際にはデータ転送速度の100%が維持されることはなく、同じ大きさのデータ転送量でも、1つの大きなファイルか複数の小さなサイズのファイルかでも変わりますが、USBメモリ概ね公称値の70~80%の速度で読み書きされることが多いようです。

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