節約

車のガソリン満タン 節約術

車のガソリンのウソ!本当!?

自動車のガソリンが2023年9月時点で、レギュラーガソリンでも190円を上回る高騰が続いています。
ガソリンをあの手この手で節約をしようと考えますが、中でもよく議論されるのがガソリンスタンドでの給油問題です。

ガソリン満タンによる影響

車は積載量が増えればそれに伴い、力を使うことになるので燃費が悪くなります。
そこで真っ先に思いつくのがガソリンを満タンにすると車重量が増え、それにより燃費が悪くなるという考えです。
もちろん素で考えれば間違いない回答です。
ガソリンの重さってどれくらいでしょう?
ガソリン1リットルあたりの重さは0.75kgです。
20リットル入れた場合で15kgです。
16インチのタイヤのホイール込みの重さは1本あたり18kg前後です。
40リットル満タンの車で満タンにせず給油メーター半分を維持したとしてスペアタイヤ1本分の重さです。
実際のところ18kg(タイヤ8kg、ホイール10kgとした場合)程度で燃費が大きく変わると意識しないでも良いのではないかと考えます。
プリウスだと元の重量が1400kg前後ですから、車重から考えれば十数キログラムは誤差の範囲と考えた方が、精神衛生上良いのではないでしょうか。
むしろ、こまめにガソスタに行くという労力を考えると余計だと思います。
考え方によるので、思う通りにするのがストレスなくカーライフを楽しめるので、無理に考え方を変えてまで気にする必要はないでしょう。

少しでも安いガソリンスタンドにわざわざ行く

ガソリン高騰で少しでも安いガソリンスタンドに行く方は多いでしょう。
客寄せパンダ的に破格値で供給されているコストコのガソスタ渋滞の休日のヤバさには閉口しますが。
たかが数円、されど数円。
ただ、何かのついでで立ち寄るのは良いとして、わざわざ何キロも離れたところに給油しに行くのは、そこに行くまでのガソリンが無駄になるのでオススメはできません。
さらに給油待ちで何分も待たされることになれば、その間のエアコン込みのアイドリング時間のガソリンの消費や、自身の時間も無駄になります。
10円も違うというのであれば価値があるでしょうけど、1円2円という数円レベルなら”わざわざ”は避けるべきではないでしょうか。
むしろガソリン代を浮かすということであれば、クレジットカードを使わず現金払い(2円くらい安いことが多い)、会員アプリの導入などを検討されることをオススメします。

あなどれないタイヤの空気圧の燃費への影響

ガソリンとは関係ないようで燃費への影響という点で見逃すことができないのがタイヤの空気圧。
タイヤの空気は何もせずとも1ヶ月で5%ほど抜けるというデータもあるようです。
タイヤの空気圧が2割少ないことで4%の燃費効率が下がると言われています。
そう考えるとタイヤの空気圧というのは、パンクなどの事故防止や安全性という面のみならず、ガソリンの節約という観点で見ても重要な要素だということがわかります。
1ヶ月もしくは少なくても2ヶ月に1回はガソリンスタンド等で空気圧チェックをオススメします。
私はバッテリー駆動する電動エアーポンプを使って1ヶ月に1回タイヤの空気圧チェックしています。

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