画像ファイル形式一覧

画像ファイル形式と一言で言っても多種多様にあります。それぞれに特徴があり、用途に応じて使い分けられます。
デジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真画像ファイル一つとっても数種類のファイル形式があります。
主なアプリケーションソフト一つとっても独自形式で保存される場合がありますので、網羅することはできませんが、一般的に使われるファイル形式を中心にまとめてご紹介します。

ビットマップ画像とベクター画像

まずはじめに画像形式の大きな分類として2種類あります。
ビットマップ画像とベクター画像です。

ラスター画像・ビットマップ画像

「ビットマップ画像」もしくは「ラスター画像」はピクセルと呼ばれる四角形の画素で構成されている画像形式です。一つ一つ独立したドット（点）の集合体で構成されます。また解像度を表す単位として「dpi」というのがあり、1インチ（2.54cm）の幅にいくつのドットが表現できるかというものです。主に印刷時に高解像度が求められてきます。

ベクター画像

「ベクター画像」は複数の点の位置、点と点を繋いだ線の距離やカーブ、色情報で構成された画像形式です。
主にロゴや地図で使われる場合が多く、単調なイラストなどにも向いています。
ベクター形式の特徴は拡大縮小を行っても画像が粗くなりにくいのです。点と線の情報が拡大・縮小に応じて自動計算されるので、線がギザギザになるようなことがありません。
一方で数値で計算されるような画像のため、写真のような繊細な画像には適していません。

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