3連休、GW、帰省、夏休み、年末年始といえば渋滞がつきもの。
車での移動は目的地までプライベート空間で過ごせ、電車とバスでは不便なところにも行けるので便利な一方、数十キロの渋滞とかでいつもの何倍もの時間がかかります。
渋滞の距離ってどうやって出しているのか
渋滞は時速40km/h以下の状態をさします。
では、この渋滞の距離はどのように測定しているのでしょうか。
結論からすると『トラフィックカウンター』という装置を高速道路の下に埋め込んでいて、車の台数や大きさ、速度まで計測できるのです。
トラフィックカウンターの正体は道路の5メートルほど下に埋められている電磁線のことです。
トラフィックカウンターは縦方向に5.5mの間隔をあけて2つ埋められており、その間隔で生じる時間差で車両の大きさや速度を認識します。
東名高速道路の場合は2km間隔で設置され、時速40km/h以下の状態が2箇所続けておきていれば4キロの渋滞。3箇所なら6キロの渋滞となるのです。
目的地までの所要時間の計算方法
○キロの渋滞が発生しており、目的までおよそ○時間かかります。というような渋滞情報をラジオ等できくことがありますが、この所要時間は、トラフィックカウンターで計測されたデータをもとに所要時間を算出しているのです。