レジに並ぼうとすると今まで一人も並んでいなかったのに、急に混み始めることありませんか?
一人並び始めると一斉に並び始めると現象って気になります。
これには2つの考えがあります。
マーフィの法則
レジに一人が並ぶと一斉並び始める現象の心理学的な要因にあげられるのが「マーフィの法則」です。
これは「パンを落とすと必ずバターを塗った面が下を向く」というお話。
下を向く確立って実際には上を向く確立と変わらず1/2なわけです。
しかし人は「バターの塗られている面が落ちると嫌な思いをする」という心理的な面で、嫌なことほど印象は強く残るもの。
これにより実際は同じ確立のものも、印象が強いことによってバターを塗った面が下を向く確立が高いと思い込んでしまうのです。
レジも同じで、一人が並んだからといって必ずしも行列ができるわけではないはずですが、印象が強く残ることによって「一人が並ぶと列をなす」と思い込んでしまうのです。
日本特有の集団心理
日本人特有の集団心理(群集心理)が働くという説があります。
日本人は最初の一人や最後というものになりたくないと思う傾向が強いのです。
行列というと、「行列ができるお店」は人気だと思い込む。
これを逆手に取って、わざと時間がかかる接客をしたりして行列ができるようにする営業手法をとるお店もあるくらい、効果的なものです。
そういったところからも見て取れるように、一人が並ぶと無意識に日本人はつられて並んでしまう習慣になっている。
そんな可能性もあります。
どちらが正しいか、正直なところ解明されているわけではないのですが、気にしないというのが一番なのかもしれませんね。