PDFとはPortable Document Format(ポータブル・ドキュメント・フォーマット)の略称であり、ファイル形式「.pdf」のことを指します。
アドビシステムズ社(現:Adobe)が仕様定義して1993年にPDF1.0とAcrobat 1.0をリリース以降、ハードウェア・アプリケーション・OS等に依存せずに文章や図表、画像などがどのハードウェアでも同じように閲覧することができる電子書類として、現在では標準的な電子文書等に多く利用されています。
目次
PDFファイルを閲覧するフリーソフト
PDFファイルを見るための最も標準的なソフト・アプリはアドビの「Adobe Acrobat Reader DC」です。
PDFを表示、検索、印刷、操作できるPDFビューアとして最も正確かつ確実なフリーソフトです。
Adobe Acrobat Reader DC
有料PDF編集ソフト
PDFを編集するソフトの定番はアドビの「Adobe Acrobat DC」です。
PDFに関わるほぼ全ての機能が網羅されていて、再現性・信頼性もずば抜けています。
仕事で使うなら持っていたいところですが、お金もそれなりにかかります。
昔は買い切り性で1回購入すれば数年使えていましたが、現在ではサブスクリプションのみとなり、利用しているかぎり費用が発生します。
2種類あり月額1,738円のフル装備の「Acrobat Pro DC」と月額1,518円の標準機能に絞った「Acrobat Standard DC」があります。
クリエイター御用達のアドビ製品ほぼ全て使い放題の月額6,248円の「Adobe Creative Cloud」にも「Acrobat Pro DC」が備わっています。
PhotoShopやIllustrator、ユーチューバー必須のPremiere Proも使えるのでクリエイティブなお仕事をしているのならこちらがおすすめです。
ちなみに初めての方は7日間無料体験ができます。
今すぐ少しだけ使いたいという方は無料体験を試すのもありです。
ただし、7日間の無料体験後は自動で定期サブスクリプションの請求がくるので、解約はお忘れなく。
Acrobat Pro DC/Acrobat Standard DC
カメラ撮影でスキャンして無料でPDF化
文書やレシート、ホワイトボードや名刺等をスマホのカメラで撮影するだけでPDFに変換する無料のアプリが存在します。
安心のアドビ製アプリ「Adobe Scan」です。
Adobe Scan
無料PDF編集ソフト
PDFで最も編集したい機能といえば、ページの回転、ページ単位での結合や抽出・分割・一部削除ではないでしょうか。
これらが簡単にできれば有料ソフトを使うまでもないという方は多いと思います。
このようなPDFの結合や並び替え等を直感的に操作できるPDF編集編集フリーソフトが「CubePDF Utility」です。