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固定残業代・みなし残業代・残業代なし
こちらは雇い主にとってもっとも魅力的な残業し放題プランになります。
残業代なしは職種にもよりますが、一般職で残業代がつかないところは連日の徹夜なんてところもあったりします。
私の経験では寝袋を支給されるところがあり、入社当日にそれを知ってそのまま退職したこともあります。
ITベンチャーとして勢いと給料は20代前半としてはそこそこ良かったですが、前職を週2~3日会社の床にダンボール敷いて寝るのが嫌で辞めたのに、それはちょっと無理だと思って即決断しました。
みなし残業代については、記載時間よりも少ない残業時間の企業は少ないんじゃないでしょうか。
残業悪といわれるようなこのご時世にあっても残業というのはなかなかなくならないものです。
とはいえ、みなし残業時間40時間とあれば、月平均の残業が最低でもそれくらいあると思っていたほうが良いです。
まっとうな企業であれば、それ以上の残業に対しては通常の残業手当がつくものですが、ブラック企業の場合はみなしで残業代払っているのだからといって青天井で残業させられる危険性もあるので注意が必要です。
ちなみに課長職以上とかになると残業代がなくなることがあります。今いる会社がそうですが・・・
普段から残業が多いと、役職つけたほうが会社としては賃金が安くなり、土日祝日も働かせ放題となるため、ベンチャーではないのに若手に役職者が多いのももしかしたらそういうことがあるかもしれません。
私も課長職になったとたんから仕事量が3倍くらいに増え、午前様はもちろんまったく仕事をしない連休もほぼとれていません。
高額なモデル年収
入社2年目で年収800万円とか1000万円だとか書かれている場合があります。
それがとくに若年層だったりする場合は体育会系のノリがあり注意が必要です。
モデル年収は100人中1人でもそれに該当する人がいれば嘘にはなりません。
その人以外の大半はモデル年収の半額以下なんてけっこうザラだったりします。
離職率が高い
離職率が高いということは人の定着率が低いわけで、それだけ人の出入りが多いということになります。
ネットでも調べることができる企業もありますが、中小企業ではなかなか見えてこないところではあります。
面接で人事担当者に直接伺うのがベスト。
もし回答をはぐらかされたり、曖昧にされた場合は離職率が高い可能性があります。
入社後に毎月のように入社と退職が入り浸りするようなら何らかの問題があると思って良いのではないでしょうか。
口コミサイトで確認する
最近は会社の口コミ投稿サイトがあります。
ここには主に退職者のコメントが掲載されています。
ここに書き込む多くの方は、何らかの理由があって辞めているので、ネガティブ思考。
何人か見ていて共通して自分自身が容認できないようなブラック要素が見受けられる場合は避けるべきでしょう。
アットホームな会社
アットホーム=社員に優しいというイメージを持ってしまいます。
しかし、仕事とプライベートの線引がないというような公私混同する、特に親族経営しているような企業に多くみられるのではないでしょうか。あとは派手目なベンチャー企業にも見受けられます。
親睦会と称した飲み会の乱発、休日にも断れないような社風となっているイベント。参加しないのが悪とする会社もあります。最悪ハブられてしまうことも・・・
一部では親身になって相談にのってくれるような、本当に良い経営者に当たる良案件もあるのも事実です。
実際に入社してみないことには見えてこないところではありますが、プライベートはきっちり分けたい、人付き合いは会社の中だけに割り切りたいという方は、飲み会や親睦会、レクリエーションありというところは避けたほうが良いかもしれません。
求人票に会社名が無記入
普通の企業であれば求人票に会社名を書くでしょう。
しかし、それがなければ、わかりますよね?
まっとうな会社ではありませんので、待遇が良くても避けるべきだと思います。
会社選び前に最低限ネットで調べる
情報がありふれているネット社会の現代。
入社する前に、まずは会社名で検索してみましょう。
会社名+よく検索されるワードが候補として出てくるGoogleしかり検索エンジンが多いです。
そこでブラックだったり、残業、ハラスメント、などのブラックワードが出てきたり、口コミが多数寄せられていたら、一度立ち止まって面接や入社するかどうか考えなおしてみましょう。
ネットの口コミがすべてではありませんが、要注意です。