ドメイン

12月1日からドメイン新規取得・更新料金の値上げラッシュ

ドメインの新規取得や更新の値上げが2019年12月1日から各レジストラにより値上げされる。
国内最大手で格安ドメイン取得のお名前.comを筆頭に、ムームードメインやVALUE-DOMAIN(バリュードメイン)等、各社が順次値上げをしていく。

ドメイン値上げの背景

ドメインが値上げされる。しかも各社一斉に値上げに踏み込む理由は、ドメインを提供するレストラの上位機関が卸値をあげていることが要因。
この上位機関の提供価格高騰の影響を受けて、現状の料金設定ではコスト削減による企業努力だけでは難しいとの判断により今回の値上げに踏み込んだようです。

値上げ対象ドメイン

2019年12月1日より順次値上げされるドメインですが、.comや.netといった国際的に一般的かつ知名度のあるメジャーなものは対象外となっています。
どちらかというと、マイナーな感のある.tokyoのような地域名を冠としたもの、.emailや.newsといった特定のジャンルや物などに絞ったようなドメインが値上げされる傾向にあります。
200種類以上が値上げ対象となっていますが、日本国内の地域名で比較的とりやすく、更新料も安い.tokyoは更新料が1000円程度から約1500円へと1.5倍の値上げです。
これは.comや.netと変わらない更新料となってしまう為、従来の低コストで複数のサイトを運営したいアフェリエイターにとっては痛手になるのではにでしょうか。もっとも、ドメイン新規取得の際は今でも100円前後と、定価があってないようなので、今後も新規取得の影響は軽微ではないかと思っていますが、.xyzなんかのようにドメインを新しくとるときは70円とかでも、更新時は1500円で2年目以降は.comとかと変わらない値段になって後悔する場面も出てくるのではないでしょうか。もっとも、低価格ドメインは2年目の更新をされるサイトって少ない気がします。でもドメイン自体が、1年だけの使い捨てアフェリエイトサイト的な印象になって、普通に他のドメインでとれなかったから長い目でドメインとともにサイトを運営していきたい方にとっては迷惑な話ではあります。
ただ、一部では値下げとなるドメインもあるようなので、ドメインを取得される際には、新規取得価格だけではなく、2年目以降の更新価格にも目を向ける必要があります。
しかし、今回の値上げは.comドメインも2014年4月1日の消費税が8%になって以降、1000円だったのが1500円まで値上げになったのと雰囲気が似ています。
今の雰囲気でいくと.comも近いうちに値上げあるのか?それが最も心配です。

ドメイン取得

日本語でドメインが取得されるサイトの一覧です。
ドメインを取得される際は、新規取得の目先の安さだけではなく、継続運用を考えている場合は2年目以降の更新料金も確認してから申し込むことをおすすめします。

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